アマゾン先住民族 カヤポ族のボディペイントアート6【Wewere（Passa）】

Size: 529x414

＜アイテム説明＞
アマゾン先住民族 カヤポ族によるボディペイントをモチーフとしたタペストリーです。
■ウェウェレのペイント（小さな蝶）
名前を授ける人

カヤポ族での命名儀式にて名前を授ける人（親族や祖父母など）に施されるペイント。
命名は彼らの宇宙観の根幹をなす創世神話と直接結びついており、神話に登場する存在や動植物、自然現象に由来していることが多く、個人のアイデンティティを部族の宇宙観に組み込む手段としても重要な儀式とされる。名付けられる子供と名付け親が同じ蝶のモチーフなのは、名付けた名前がもたらす未来への祝福を、子ども自身も身にまとい、両者が一体となって儀式の意味を深めていると解釈できる。子どもが豊かな人生を送り、喜びと幸福に満ちた未来へと歩んでいくことを願う、ポジティブなメッセージを伝えているとも見受けられる。

＜カヤポ族について＞
カヤポ族はブラジルのアマゾン熱帯雨林に暮らす先住民族で、特にパラ州とマットグロッソ州にまたがる保護区として設定された広大な領域（日本で例えるなら北海道とほぼ同じくらいの面積）に住んでいます。
彼らは自然と深く結びつき、動植物や宇宙の秩序を重んじる独自の宇宙観を持っており、それを体現する象徴の一つが、ボディペイントです。これは単なる飾りではなく、個人のアイデンティティや社会的地位、そして神話や自然界との深いつながりを表現する重要な手段です。狩猟や儀式、日常の生活においても、身体に施されるペイントは多岐にわたる重要な役割を担っています。
カヤポ族は、自らの土地と文化を守るために、森林伐採や開発に反対する環境保護活動の最前線に立っていることでも世界的に知られています。

※額装込みの価格となります。
※布地にはシミや多少のシワが見られる場合がございますが、現地由来のものとなりますので、ご了承いただければ幸いです。